出産後もできれば働き続けたい。
でもうちの会社は産休・育休なんて取った話聞いたことないし、
妊娠した先輩は当たり前のように辞めていってしまう。
中小企業では、まだまだ産休・育休の制度が整っていない会社も多いですよね。
妊娠したらやっぱり会社を退職するしか選択肢はない!?
今回は、まだ妊娠はしていないけど、将来的に妊娠希望なあなたへ。
安心して産休・育休を取り、働き続けるために今からやっておくべき行動を取り上げてみました。
①産休・育休取得第1号となるべく、取得希望を訴える
この記事を読んでいるということは、あなたの会社では産休・育休の取得実績がこれまでなく、
「将来、妊娠したら退職するしかない」と諦め半分ではないでしょうか!?
確かに少数精鋭の中小企業だと、あなたが抜けたら、同じ業務についてる人に大きなシワ寄せを与えることは間違いありません。
でも、そうやって先回りして空気を読んで、自ら退職してしまうのはもったいない!
ダメ元で、上司に産休・育休を取れないか、早めに確認しておきましょう。
管理人アキはかつて、ワンマン社長の中小企業に6年以上勤めてて、絶対産休・育休なんて無理だろう、とはなから諦めていました。
でも直属の上司は、
「今は産休・育休とって当たり前の時代だよな。
取りたいって言われたら会社側もちゃんと考えないとダメだよな。
うちは今のところ取得実績ないけど、アキが取得第1号になるかもしれないぞ」
なんてふとぼやいていましたよ。
私は結局その会社を妊娠する前に辞めてしまいましたが、そうです、新しい歴史はあなたが作ればいいんです。
産休のみなら比較的取得しやすいかも!?
生後2ヶ月以降、日中赤ちゃんの面倒を見てくれるアテがあるなら、産休だけでも取得できないか、上司に念を押してみてはいかがでしょうか。
産休は産前産後合わせて約100日と日数が限定されています。
育休のように1年半・・・2年と休業が長期化する可能性がないため、会社からすると産休は比較的負担が軽いもの。
育休は無理だけど、産休なら取得可能という会社は時々ありますからね。
>>産休と育休をとりたい!取得条件をしっかり確認しておこう!
■産休・育休で「お金がもらえるかどうか」についてはこちら
>>産休・育休手当がもらえる条件をチェック!計算方法は?
ただし産休のみ取得の場合、産後57日目以降は職場に復帰することになり、そのタイミングで保育園が空いている可能性は低いです。
となると日中赤ちゃんを面倒見てくれる人が必要に。
近所に両親が住んでいれば比較的ハードルは低いかもしれません。
管理人知人の家庭は、東北から東京までご両親が交互に出てきて、保育園が見つかるまで住み込みで赤ちゃんの面倒を見てもらっている人もいました。
何にしても生後2ヶ月の赤ちゃんとなると、夜中もママは頻繁に起こされて毎日寝不足です。
けっこうな覚悟が必要なのは間違いありません。
②産休・育休が取れる会社に転職する
将来的に妊娠・出産することを見越して、産休・育休を取りやすい職場へ転職をするのも1つの手段です。
今の会社で何とか産休・育休が取れたとしても、取得に対し積極的な会社でないと、仕事復帰後がちょっと心配。
子供がいるとどうしても体調不良だったり、保育園・学校の行事で、平日仕事を休むことがありますよね。
子育てに理解のない会社だと、ちょっと欠勤するだけで
「これだから子持ちは・・・」と強い風当たりを受けることもあります。
そんな時お互い様とフォローし合える女性に優しい職場なら、気持ちがだいぶ楽です。
子育てと仕事の両立が難しくなって結局退職・・・なんてことになるぐらいなら、あらかじめ産休・育休取得実績があって子育てに理解のある会社へ転職することも視野に入れた方がいいでしょう。
育休は1年程度働かないと取得するのが難しいので、妊娠の予定がない早めのうちに行動しておくことをおすすめします。
「勤続3年以上」「20代半ば」「未婚」当てはまるなら転職を視野に
将来を考えた転職のすすめですが、今の会社の勤続歴が短かかったり、これまで短期間で会社を辞めてしまったりしている人は要注意。
転職の面接で
「この人はまたすぐ辞めるかもしれない・・・」と悪い印象を与えてしまう可能性があります。
勤続3年未満であれば、状況が許すなら今の会社で働き、勤務実績を積むことをおすすめします。
でももし、勤続3年以上で最近仕事にも張り合いがない・・・なんて感じるなら、今の仕事を続けながら水面下で転職活動を始めるといいでしょう。
妊活(子作り)開始まで多少ゆとりがある「20代半ば女性」、特に「未婚」の人は、転職に適した状況だと言えます。
タイミングを逃して、今の会社で妊娠退職・・・なんてならないようにご注意下さい。
そうは言っても転職って勇気いるし不安だし・・・という人は、「安定して長く働きたい!を叶える転職のすすめ」という記事に書かれている『転職エージェント』を利用して、転職活動をするといいですよ。
中でもおすすめの転職エージェントはパソナキャリア。
ライフイベント(結婚・出産など)で、ガラッと生活が変わる女性にも理解あるアドバイザーに、転職を相談してみましょう。
ずるずる今の会社にい続けると、いずれ妊娠退職することになりかねませんよ。
今すぐ登録して行動しましょう!
まとめ
産休・育休が取れない会社で働き続けて妊娠し、退職を余儀なくされた時に、
「こんなことならもっと早く転職しておけばよかった・・・」と思っても手遅れです。
勤続3年以上、20代半ば、未婚。
このキーワードに当てはまったあなたは、なるべく早めに動きだすことをおすすめします。